【コード・トーカー】講座の3回目です。
前回は《トランスコード・トーカー》について解説しましたが、今回は実際にデッキを回して、序盤の動きを見ていきましょう。
エリスちゃんも先生が板についてきたわね。
エリス先生、宜しくお願い致しますわ!
《トランスコード・トーカー》を使って展開しよう!
今回は2パターンの手札からの展開方法を紹介します。
わたくし、がんばって覚えますわ!
パターン1:《レディ・デバッガー》+《サイバネット・コーデック》
今回は《レディ・デバッガー》ですが、《コード・トーカー》がリンク召喚できる手札であればOKです。
《コード・トーカー》って……召喚条件なんだっけ?
効果モンスター2体ですわ。
《コード・トーカー》
リンク・効果モンスター
闇属性 リンク 2 サイバース族
攻撃力 1300
効果モンスター2体
①このカードの攻撃力は、このカードのリンク先のモンスターの数×500アップする。
②このカードのリンク先にモンスターが存在する限り、このカードは戦闘及び相手の効果では破壊されない。
《レディ・デバッガー》の他にも1枚で《コード・トーカー》をリンク召喚できるサイバース族モンスターはいますが、リンクモンスターを経由する必要があります。
前回紹介した《リンク・ディサイプル》が活躍しますね。
あくまで手札やエクストラデッキの消費の問題なので、手札を2枚使って《コード・トーカー》をリンク召喚しても大丈夫ですよ。
①レディ・デバッガーを通常召喚、デッキから《バックアップ・セクレタリー》を手札に加える
あら?
エリス先生は以前《レディ・デバッガー》で《マイクロ・コーダー》を手札に加えるのが良いとおっしゃっていませんでしたか?
良い質問ですね。
《コード・トーカー》は闇属性なので、闇属性の《マイクロ・コーダー》は《サイバネット・コーデック》でサーチできます。
闇属性のサイバース族モンスターには、この状況で特殊召喚できるモンスターがいません。
なので、先に《マイクロ・コーダー》を使ってしまうと、手札によっては《トランスコード・トーカー》が出せなくなってしまいます。
手札に《サイバネット・コーデック》がない場合は《マイクロ・コーダー》でサーチする必要があるので、その時は《レディ・デバッガー》で《マイクロ・コーダー》をサーチしましょう。
②《サイバネット・コーデック》を発動。《バックアップ・セクレタリー》を特殊召喚
《バックアップ・セクレタリー》はフィールドにサイバース族モンスターがいる場合、特殊召喚できます。
どうして《サイバネット・コーデック》を端に出したの?
風水的に良いとか?
違いますよ。
同じ縦列に3枚カードがあると厄介な効果を発動する《鉄騎龍ティアマトン》の対策です。
③《コード・トーカー》をリンク召喚、《サイバネット・コーデック》の効果でデッキから《マイクロ・コーダー》を手札に加える
《コード・トーカー》のリンク召喚成功時に《サイバネット・コーデック》の効果を《コード・トーカー》を対象に発動し、デッキから《マイクロ・コーダー》をサーチします。
え?
何だか複雑なこと言ってる?
第1回で説明した《サイバネット・コーデック》の効果ですよ?
ところで、ヒバリさんはチェーン処理についてご存知ですか?
……お恥ずかしながら、自信がありませんの。
では、wikiを呼んで確認しておいてください。
不明な点は質問していただけたら答えます。
【遊戯王】をプレイするなら必須の知識ですので、この機会に勉強しておいた方がいいと思います。
④《コード・トーカー》と手札の《マイクロ・コーダー》を素材に《トランスコード・トーカー》をリンク召喚。《サイバネット・コーデック》と《コード・トーカー》のリンク素材となった《マイクロ・コーダー》の効果をチェーンして発動。デッキから《サイバネット・コンフリクト》と《コード・ジェネレーター》を手札に加える
テヘペロ♪
わからないからって、可愛く誤魔化さないでください。
要は、発動する効果に順番を付けて処理しているんです。
この場合は《サイバネット・コーデック》の効果に《マイクロ・コーダー》の効果をチェーンして、逆順処理で《マイクロ・コーダー》⇒《サイバネット・コーデック》の順に解決しています。
チェーン? 逆順処理? サッパリわからないわ……
サーチした2枚のカードはどのような効果ですの?
《コード・ジェネレーター》
効果モンスター
地属性 レベル 3 サイバース族
攻撃力 1300 守備力 500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、手札のこのカードもリンク素材にできる。
②このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから攻撃力1200以下のサイバース族モンスター1体を墓地へ送る。フィールドのこのカードを素材とした場合には墓地へ送らず手札に加える事もできる。
《サイバネット・コンフリクト》
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①自分フィールドに「コード・トーカー」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし除外する。次のターン終了時まで、相手はこの効果で除外したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。
《コード・ジェネレーター》は《マイクロ・コーダー》同様、手札から【コード・トーカー】モンスターの素材になることができます。
②の効果も使いやすく、攻撃力1200以下のサイバース族モンスターをデッキから墓地へ送ることができます。
墓地から特殊召喚できる《ドットスケーパー》《シーアーカイバー》などと相性が良いですね。
《サイバネット・コンフリクト》は【コード・トーカー】モンスターがいる場合に発動できる強力なカウンター罠です。
【コード・トーカー】デッキでは、相手のターンに効果の発動を止める手段が実質このカードだけなので、先攻を取ったらサーチしたいカードですね。
⑤《トランスコード・トーカー》の効果で墓地の《コード・トーカー》をリンク先に特殊召喚
わたくし、わかりましたわ!
次は《コード・トーカー》と手札の《コード・ジェネレーター》で【コード・トーカー】モンスターをリンク召喚しますのね!
そうですね。
【コード・トーカー】モンスターをリンク召喚する度に《サイバネット・コーデック》で手札リンクや特殊召喚できるモンスターをサーチし、連続でリンク召喚できるのがこのデッキの動きです。
では、パターン1はここまでにして、パターン2の展開を見ていきましょう。
これ以降の動きについては次回解説します。
パターン2:《レディ・デバッガー》+《バックアップ・セクレタリー》
続いて、手札に《サイバネット・コーデック》がなかった場合です。
第1回でも解説しましたが、《マイクロ・コーダー》でデッキからサーチすることになります。
《マイクロ・コーダー》は《レディ・デバッガー》でサーチします。
パターン1の時から思ってたんだけど、《レディ・デバッガー》って1枚しか入らない制限カードでしょ?
そんなに手札に来るの?
もちろん来ません。
なので、《サイバネット・マイニング》でサーチしましょう。
要は《マイクロ・コーダー》を素材に《コード・トーカー》をリンク召喚して、《サイバネット・コーデック》をサーチできればいいので、《レディ・デバッガー》の代わりに《マイクロ・コーダー》+サイバース族モンスターの2枚でもOKです。
《バックアップ・セクレタリー》も固定ではなく、簡単に特殊召喚できるサイバース族モンスターであれば何でもいいです。
パターン1の《マイクロ・コーダー》と同様に、《サイバネット・コーデック》でサーチするモンスターを先に使ってしまうと、やはり良くないのでしょうか?
手札リンクも特殊召喚も1ターンに1度の制限があるので、手札やデッキ構築次第では展開が非常に困難になります。
なので、デッキ構築の段階で選択肢を増やしておくといいと思います。
例えば、《エクスコード・トーカー》でサーチできる風属性モンスターには、手札リンクできる《コード・エクスポーター》と、リンク先に特殊召喚できる《リンク・インフライヤー》がいます。
2種類ともデッキに入れておけば、どちらかを使ってしまっても、もう片方を使えばいいのね。
①レディ・デバッガー通常召喚、デッキから《マイクロ・コーダー》を手札に加える
②《レディ・デバッガー》と手札の《マイクロ・コーダー》を素材に《コード・トーカー》をリンク召喚。《コード・トーカー》のリンク素材となった《マイクロ・コーダー》の効果で、デッキから《サイバネット・コーデック》を手札に加える
《マイクロ・コーダー》で《サイバネット・コーデック》をサーチしているので、今回は《サイバネット・コンフリクト》がサーチできませんのね。
《コード・トーカー》をリンク召喚しても闇属性サイバース族モンスターがサーチできませんし、パターン1と比べると、なんだか損な気がしますわ。
流石ヒバリさん、気付きましたね。
最初に《サイバネット・コーデック》があれば、《マイクロ・コーダー》で他の【サイバネット】魔法・罠がサーチできるので、基本的にはパターン2の手札の方がパターン1より悪いということになります。
厳密に言えば《サイバネット・コーデック》の発動後にもう1度闇属性【コード・トーカー】をリンク召喚すればサーチ効果が発動しますが、手間がかかる上にエクストラデッキを余計に消費するので、理由がない限りは避けたいですね。
③《サイバネット・コーデック》を発動。《バックアップ・セクレタリー》を特殊召喚
④《トランスコード・トーカー》をリンク召喚。《サイバネット・コーデック》の効果で、デッキから《コード・ジェネレーター》を手札に加える
⑤《トランスコード・トーカー》の効果で墓地の《コード・トーカー》をリンク先に特殊召喚
パターン1の最後とほぼ同じ盤面になりました。
違いは《サイバネット・コンフリクト》があるかないか、よね。
ですが、その差は大きいと思います。
以上が【コード・トーカー】デッキの序盤の動きです。
今回はここまでにして、次回はパターン1の続きを見ていきましょう。
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《コード・エクスポーター》が収録されている【LINK VRAINS DUELIST SET】は値下げ傾向にあるという話を聞きました。
ですが、他のカードが必要なければシングルカードを購入するのがオススメです。
ルナさん、《コード・エクスポーター》をくださいまし!
ごめん、売り切れだわ……通販するの?
そちらの【LINK VRAINS DUELIST SET】を3ついただきますわ!
お嬢様、恐るべし……
エリスからのお願い
今回の記事はいかがだったでしょうか?
良かったと思った方は評価やコメントをお願いします。
記事下部の「コメントを書く」からコメントできるよ。
始めたばかりでブログの認知度が低いので、情報を拡散してもらえると嬉しいな。
デッキに関する質問や意見もエリスお姉ちゃんが聞いてくれるよ!
「ネタがない」「コメントがない」って泣いてたから、励ましてあげてね!
エリス姉は細かいことを気にし過ぎだなぁ。
だから胸が成長しないんだよ。
エリスさん、女性の魅力はプロポーションだけではないですよ?
エリスはそのままでも素敵だと僕は思う。
気にしてません!
……少しは気にしてますけど。