「次の制限改定前に紹介したいデッキシリーズ」第2弾は、オッドアイズデッキです。
オッドアイズデッキは私なりに愛着があるデッキで、制限改定や新マスタールールの荒波を乗り越えてきた、相棒とも言えるデッキです。
デッキコンセプト
コンセプトは《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》で相手に勝つ、です。
《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》
闇 ランク7 ドラゴン族 / エクシーズ / ペンデュラム / 効果
ドラゴン族レベル7モンスター×2
レベル7がP召喚可能な場合にエクストラデッキの表側表示のこのカードはP召喚できる。
①Xモンスターを素材としてX召喚したこのカードは以下の効果を得る。
●このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。相手フィールドのカードを全て破壊し、このカードの攻撃力はターン終了時まで、破壊したカードの数×200アップする。
②モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。このカードを自分のPゾーンに置く。
※ペンデュラム効果は省略しました
2回攻撃と全体破壊が強力なモンスターですが、普通に召喚しようとすると1度エクシーズ召喚してから《相克の魔術師》の効果を使って、さらにエクシーズ召喚する必要があります。
手間がかかる上に、そのまま出すと相手に効果を無効化されて終わるパターンも多く、使いどころになかなか頭を悩ませることが多いです。
なので、
「先攻で妨害盤面作って、相手の展開が鈍ったところで召喚する」
という、身も蓋もない結論に達しました。
そう、いつものソリティア戦術です。
早速デッキレシピから見ていきましょう。
デッキレシピ
モンスター 25枚
《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》 3枚
《オッドアイズ・ランサー・ドラゴン》 1枚
《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》 3枚
《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》 3枚
《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》 3枚
《アストログラフ・マジシャン》 1枚
《相克の魔術師》 1枚
《覇王門零》 3枚
《嵐征竜－テンペスト》 1枚
《覇王眷竜ダークヴルム》 1枚
《相生の魔術師》 1枚
《調弦の魔術師》 1枚
《貴竜の魔術師》 1枚
《刻剣の魔術師》 1枚
《EMドクロバット・ジョーカー》 1枚
魔法 15枚
《天空の虹彩》 3枚
《ペンデュラム・コール》 1枚
《螺旋のストライクバースト》 3枚
《デュエリスト・アドベント》 3枚
《テラ・フォーミング》 1枚
《ハーピィの羽根箒》 1枚
《おろかな埋葬》 1枚
《召喚師のスキル》 2枚
エクストラ 15枚
《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》 1枚
《守護竜エルピィ》 1枚
《守護竜アガーペイン》 1枚
《スリーバーストショット・ドラゴン》 1枚
《天球の聖刻印》 1枚
《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》 1枚
《波動竜フォノン・ドラゴン》 1枚
《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》 1枚
《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》 2枚
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》 1枚
《星刻の魔術師》 1枚
《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》 1枚
《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》 2枚
デッキの回し方
《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》《覇王眷竜ダークヴルム》《ペンデュラム・コール》を手札に揃える必要があります（《覇王眷竜ダークヴルム》は《おろかな埋葬》で墓地に落としてもOK）。
サーチカードが多い《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》と《覇王眷竜ダークヴルム》はともかく、制限カードの《ペンデュラム・コール》は《デュエリスト・アドベント》でしかサーチできないのが少し厳しいですが、がんばって気合で引きましょう。
①手札の《覇王眷竜ダークヴルム》を捨てて《ペンデュラム・コール》を発動。デッキから《調弦の魔術師》と《貴竜の魔術師》を手札に加える
②墓地の《覇王眷竜ダークヴルム》の効果で自身を特殊召喚し、デッキから《覇王門零》を手札に加える
③《貴竜の魔術師》を通常召喚
④《覇王眷竜ダークヴルム》と《貴竜の魔術師》で《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》を左のEXゾーンにリンク召喚。効果でデッキから《アストログラフ・マジシャン》をEXデッキに表側で加える
⑤《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》と《覇王門零》をペンデュラムゾーンに発動
⑥EXデッキの《覇王眷竜ダークヴルム》と《貴竜の魔術師》、手札の《調弦の魔術師》をペンデュラム召喚。《調弦の魔術師》の効果で、デッキから《相生の魔術師》を守備表示で特殊召喚
⑦《覇王眷竜ダークヴルム》と《貴竜の魔術師》で《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》を《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の右下にシンクロ召喚。効果で《覇王門零》を《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》のリンク先を埋めないように特殊召喚
⑧ペンデュラムゾーンのカードが離れたので、《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で1枚ドロー
⑨《調弦の魔術師》と《相生の魔術師》で《星刻の魔術師》をエクシーズ召喚
⑩《星刻の魔術師》の効果でデッキから《相克の魔術師》を手札に加える
⑪《覇王門零》の効果で自身と《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》を破壊し、EXデッキから《波動竜フォノン・ドラゴン》を特殊召喚
⑫《覇王門零》が破壊されたので、効果で自身をEXデッキからペンデュラムゾーンに発動。《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》が破壊されたので、《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》の効果でデッキから《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》を《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の下以外の場所に特殊召喚
⑬《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》の効果で《覇王門零》を破壊、EXデッキから《アストログラフ・マジシャン》を手札に加える。自分フィールドのカードが破壊されたので、手札の《アストログラフ・マジシャン》の効果で自身を《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》の隣に特殊召喚し、デッキから《覇王門零》を手札に加える
⑭《波動竜フォノン・ドラゴン》で《守護竜エルピィ》をリンク召喚
⑮《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》と《星刻の魔術師》で《スリーバーストショット・ドラゴン》を左のEXゾーンにリンク召喚
⑯《守護竜エルピィ》の効果でデッキから《嵐征竜－テンペスト》を《守護竜エルピィ》の左に特殊召喚
⑰《スリーバーストショット・ドラゴン》と《嵐征竜－テンペスト》で《守護竜アガーペイン》を左のEXゾーンにリンク召喚
⑱《守護竜アガーペイン》の効果で、EXデッキから《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》を《守護竜アガーペイン》の下に特殊召喚
⑲《守護竜アガーペイン》と《守護竜エルピィ》で《天球の聖刻印》を右のEXゾーンに特殊召喚
⑳《覇王門零》をペンデュラムゾーンに発動
㉑《EMオッドアイズ・ディゾルヴァー》の効果で自身とペンデュラムゾーンの《覇王門零》を素材に《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》を融合召喚（下の画像は攻撃表示ですが、守備力が高いので守備表示がおすすめ）
㉒墓地の《守護竜アガーペイン》と《守護竜エルピィ》を除外し、墓地の《嵐征竜－テンペスト》の効果を発動。自身を特殊召喚
㉓《アストログラフ・マジシャン》と《嵐征竜－テンペスト》で《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》をエクシーズ召喚
㉔《相克の魔術師》をペンデュラムゾーンに発動
※今回は左のEXゾーンから展開しましたが、右のEXゾーンからでも展開可能です。
この盤面ならば、モンスター効果を《クリスタルウイング・シンクロ・ドラゴン》、カード全般の効果発動を《オッドアイズ・ボルテックス・ドラゴン》で無効化・破壊することができ、《天球の聖刻印》で厄介なカードをバウンスできます。
相手モンスターの攻撃も《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》で止めることができるので、それなりに硬い盤面です。
また、《天球の聖刻印》《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》の効果を使うとデッキから《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》、墓地から《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》を特殊召喚できます。
さらに、迂闊に破壊しようものなら《オッドアイズ・アークペンデュラム・ドラゴン》や《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》の効果で後続のオッドアイズモンスターが特殊召喚されるので、継戦能力もなかなかあります。
自分のターンが回ってきたら《相克の魔術師》の効果を《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》を対象に発動し、《天球の聖刻印》で特殊召喚した《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》と一緒に《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》をエクシーズ召喚して、一気に勝負を決めます。
それでも《覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴン》を無効にされた場合は、素直にオッドアイズモンスターでビートダウンするか、《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》で墓地の《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》をコピーします。
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