以前紹介した《コード・エクスポーター》を使ったサイバース族デッキの展開を利用した、海晶乙女の動きを考えてみました。
コード・トーカーデッキと混ぜる利点
海晶乙女は少ない手札消費でリンク3か4のモンスターを1体リンク召喚し、手札から発動できる無効化罠を使いまわすデッキです。
ですが、どんなに強力なモンスターでも1体だけだと突破されるリスクがあります。
また、1体のモンスターでは相手のライフを削りきるのが困難で、どうしても長期戦になりやすいです。
そこで、コード・トーカーデッキと混ぜることで盤面にコード・トーカーモンスターを追加し、防御力と打点を強化します。
具体的には《エクスコード・トーカー》と海晶乙女リンクモンスターをリンクさせることで、海晶乙女リンクモンスターの攻撃力を500アップさせ、効果破壊耐性を付与します。
《エクスコード・トーカー》には相手のメインモンスターゾーンを1~2つ使用不能にする効果もあるので、今流行のドラゴンリンクデッキの展開を妨害できます。
運が良ければ強力なカウンター罠カード《サイバネット・コンフリクト》をセットできるので、さらに防御力がアップします。
デッキの回し方
海晶乙女から動いてしまうと、水属性モンスターしか特殊召喚できなくなってしまうので、コード・トーカーからの展開となります。
手札:《レディ・デバッガー》+《サイバネット・コーデック》
《レディ・デバッガー》の代わりに、サイバース族モンスター+特殊召喚可能なサイバース族モンスター(バックアップ・セクレタリーなど)でもOKです。
①《レディ・デバッガー》を通常召喚。効果でデッキから《バックアップ・セクレタリー》を手札に加える
②自分フィールドにサイバース族モンスターがいるので、《バックアップ・セクレタリー》の効果で自身を特殊召喚
③《サイバネット・コーデック》を発動
④《レディ・デバッガー》と《バックアップ・セクレタリー》で《コード・トーカー》をリンク召喚。《サイバネット・コーデック》の効果でデッキから《マイクロ・コーダー》を手札に加える
⑤《コード・トーカー》と手札の《マイクロ・コーダー》で《トランスコード・トーカー》を右のEXゾーンにリンク召喚。《サイバネット・コーデック》と《マイクロ・コーダー》の効果をチェーンを組んで発動。デッキから《コード・ジェネレーター》と《サイバネット・コンフリクト》を手札に加える
⑥《トランスコード・トーカー》の効果で墓地の《コード・トーカー》を《トランスコード・トーカー》の下に特殊召喚
⑦《コード・トーカー》と手札の《コード・ジェネレーター》で《エクスコード・トーカー》を《トランスコード・トーカー》の下にリンク召喚。《エクスコード・トーカー》と《サイバネット・コーデック》、《コード・ジェネレーター》の効果をチェーンを組んで発動。相手のメインモンスターゾーンを1つ使用不能にし、デッキから《コード・エクスポーター》を手札に加え、デッキから《海晶乙女パスカルス》を墓地へ送る
⑧《トランスコード・トーカー》と手札の《コード・エクスポーター》で《コード・トーカー・インヴァート》を《エクスコード・トーカー》の左にリンク召喚。《コード・トーカー・インヴァート》⇒《サイバネット・コーデック》⇒《コード・エクスポーター》の順でチェーンを組んで効果発動。墓地から《海晶乙女パスカルス》を手札に戻し、デッキから《バランサーロード》を手札に加え、《バランサーロード》を《コード・トーカー・インヴァート》の左に特殊召喚
⑨《バランサーロード》の効果でライフコストを1000支払い、サイバース族モンスターの通常召喚権を増やす
⑩《コード・トーカー・インヴァート》と《バランサーロード》で《シューティングコード・トーカー》を《エクスコード・トーカー》の左にリンク召喚。《サイバネット・コーデック》の効果でデッキから《海晶乙女ブルータン》を手札に加える
⑪《海晶乙女パスカルス》を通常召喚。効果で《海晶乙女ブルータン》を特殊召喚
⑫《海晶乙女ブルータン》の効果でデッキから《海晶乙女波動》を墓地へ送る
⑬《海晶乙女ブルータン》で《海晶乙女ブルースラッグ》をリンク召喚。墓地へ送られた《海晶乙女ブルースラッグ》⇒《海晶乙女ブルータン》の順でチェーンを組んで効果発動(《海晶乙女ブルータン》のデッキから3枚捲って海晶乙女を回収する効果はランダム要素が強く、《海晶乙女ブルースラッグ》の墓地回収効果に対してチェーンをさせないようにする方が重要なため。⑭の《海晶乙女シーエンジェル》のリンク素材にして、《海晶乙女シーエンジェル》の海晶乙女魔法サーチを護るのもあり)。《海晶乙女ブルータン》の効果でデッキトップを3枚捲って海晶乙女カードを1枚手札に加え、《海晶乙女ブルースラッグ》の効果で墓地の《海晶乙女ブルータン》を手札に戻す
⑭《海晶乙女パスカルス》で《海晶乙女シーエンジェル》をリンク召喚。効果でデッキから《海晶乙女の闘海》を手札に加える
⑮《海晶乙女ブルースラッグ》と《海晶乙女シーエンジェル》で《海晶乙女コーラルアネモネ》を《シューティングコード・トーカー》の左にリンク召喚
⑯《海晶乙女コーラルアネモネ》の効果で墓地の《海晶乙女ブルースラッグ》を《海晶乙女コーラルアネモネ》の左に特殊召喚
⑰《シューティングコード・トーカー》と《海晶乙女ブルースラッグ》で《海晶乙女クリスタルハート》をリンク召喚
⑱《海晶乙女の闘海》を発動
⑲《海晶乙女コーラルアネモネ》と《海晶乙女クリスタルハート》で《海晶乙女マーブルド・ロック》を《エクスコード・トーカー》の上にリンク召喚。《海晶乙女の闘海》⇒墓地へ送られた《海晶乙女コーラルアネモネ》の順でチェーンを組んで効果発動。墓地の《海晶乙女パスカルス》を手札に戻し、《海晶乙女マーブルド・ロック》に《海晶乙女ブルースラッグ》《海晶乙女シーエンジェル》《海晶乙女コーラルアネモネ》を装備する
⑳《海晶乙女マーブルド・ロック》の効果で墓地の《海晶乙女波動》を手札に戻す
㉑《サイバネット・コンフリクト》をセットする
手札に戻した《海晶乙女ブルータン》《海晶乙女パスカルス》と、モンスター効果無効化罠《海晶乙女波動》を含めて手札は6枚になります。制限カードの《レディ・デバッガー》を使わなかったとしても5枚なので、次のターン展開する余力が残されていると思います。
デッキの課題
攻撃力5000に到達し、相手の効果を受けない《海晶乙女マーブルド・ロック》の効果で《海晶乙女波動》を使いまわしながら戦うのが基本ですが、《海晶乙女マーブルド・ロック》と《エクスコード・トーカー》の攻撃力を合わせても7300で、相手のライフを削りきるにはまだ足りません。
《ヴァレルソード・ドラゴン》を採用したいところですが、特殊召喚の制限が厳しいため、召喚することが困難なケースが多いです。
また、《海晶乙女の闘海》を失うと一気に弱体化するのが厳しいです。
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また、始めたばかりでブログの認知度が低いので、情報を拡散していただけると嬉しいです。
デッキに関する質問や意見も受け付けていますので、コメントをいただけたらドンドン返しますよ。